粥彦

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カテゴリ:どっぽさん(国木田独歩)( 7 )


2016年 12月 24日

どっぽさんの武蔵野 3


どっぽさんに
武蔵野の美しさを気づかせたのは
ツルゲーネフだったようです

3章では
1ページ以上にわたって
二葉亭四迷訳の「あいびき」を引用しています

落葉樹の林のなかで座って
小雨 日かげ 白雲 蒼空 木の葉などの様子を
爽やかに濃やかに描写しています

それにインスピレーションを受けたどっぽさんは
武蔵野の楢林の素晴らしさを「発見」したようです
江戸時代までの松林賞賛から
明治の楢林賞賛への変化でもあります
近代に入って人びとのものの見え方もだいぶ変化したと思いますが
落葉樹の美しさ発見もそのひとつかもしれません

耳を傾けて聞くことが
今の武蔵野の心に適う とどっぽさんは書いています
しずかな林のなかでこそ
さまざまな音が聞こえてきます

そして木の葉落ちて微かな音がやんだとき
自然の静粛を感じ 永遠(エタルニテー)の呼吸身に迫る と
どっぽさんは記しています









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by kayu_hiko | 2016-12-24 10:23 | どっぽさん(国木田独歩) | Comments(0)
2016年 12月 19日

どっぽさんの武蔵野 2の4


まだ2章がつづきます。

のんびり散歩しましょう。

彼の日記から。

「 独り歩み黙思口吟し、足にまかせて近郊をめぐる 」

どっぽさんは、よく独り歩み詩を吟じていたようです。
そこから「国木田独歩吟」というペンネームをつけたそうです。
そうすると、まわりの人たちが、どっぽさん、どっぽさんと言い出して、定着したようです。

いい話だなぁ。








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by kayu_hiko | 2016-12-19 09:36 | どっぽさん(国木田独歩) | Comments(0)
2016年 12月 09日

どっぽさんの武蔵野 2の3


どっぽさんは

散歩のお供がいたようです

「 午後犬を伴ふて散歩す。林に入り黙座す。犬眠る 」

犬眠る

いいなあ この感じ









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by kayu_hiko | 2016-12-09 11:45 | どっぽさん(国木田独歩) | Comments(0)
2016年 12月 08日

どっぽさんの武蔵野 2の2

秋深まりつつある武蔵野にて

「 午後林を訪ふ。林の奥に座して四顧し、傾聴し、睇視し、黙想す 」

しずかに

しずかに

林のなかですごすどっぽさんです

自然と同化する感じでしょうか

僕もたまに木になりたいとおもったりします




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さて、インスタグラム を始めてみました
もしよかったらご覧ください










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by kayu_hiko | 2016-12-08 09:13 | どっぽさん(国木田独歩) | Comments(0)
2016年 12月 07日

どっぽさんの武蔵野 2


きょうは 2 です

どっぽさんは

秋から冬にかけての

武蔵野の移ろいを

自分の日記から紹介していきます

「 朝まだき、霧の晴れぬ間に家を出て野を歩み林を訪ふ 」

早朝の林は

気持ちがいいものです

すべてがうまれたばかりの光景で

きらきらしています

僕も春日の森を歩くのは

やはり朝です

朝の自然は

なによりも

美しく

純粋です






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by kayu_hiko | 2016-12-07 11:48 | どっぽさん(国木田独歩) | Comments(0)
2016年 12月 06日

どっぽさんの武蔵野 1の2

『 武蔵野 』は

1 から 9 まで

小さな章が立てられています

今回

じっくりのんびり

読み返してみると

それぞれの章に

それぞれの工夫があることに

氣づきました

1 では

昔とくらべて

今の武蔵野は

どうであるか と

自らに問いかけます

詳しくこたえて満足をえたい と

どっぽさんは

かんがえます

自問自答で

独り楽しめるどっぽさんです (いいなあ)

そのために

あちらこちら

のこのこ逍遥していたようです

そして

「 詩趣 」

ということばで

武蔵野をとらえようとします

そんな風にして

どっぽさんは

われわれにも

語りはじめます



















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by kayu_hiko | 2016-12-06 11:45 | どっぽさん(国木田独歩) | Comments(0)
2016年 12月 05日

どっぽさん 『 武蔵野 』 1

どっぽさん(国木田独歩)の

代表作といえば『 武蔵野 』です

明治の31年に発表されました

西暦でいうと1899年です

19世紀末です

いろいろと時代遅れな僕としては

内容に親しみを感じる作品です

その内容ですが

小説 ではありません

随筆 でもありません

自分の日記を引っぱってきたり

友人の手紙を引用したり

ツルゲーネフの作品を挿入したりと

どこまでも自由に

武蔵野のすばらしさを

語った作品です

武蔵野を

それこそ自由に散歩したくなる作品です

もう

いまは無くなってしまった武蔵野を








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by kayu_hiko | 2016-12-05 12:39 | どっぽさん(国木田独歩) | Comments(0)